料金計算システム(モバイル)
システムの特徴
電話/通信契約者の料金計算
電話/通信契約を結んだ個人/法人顧客への月額基本料金、従量料金及び割引料金を計算します。1通話、1通信単位の明細が計算された上、月次の締め処理で割引を含めた請求金額を確定します。
複雑なサービス・料金への柔軟な対応
通信業界の料金制度は非常にフレキシブルです。顧客毎に料金プランや割引契約を選択できるのはもちろん、従量制でありながら上限下限の二段階の定額をもつ課金体系や、料金プランに含まれる無料通話の未使用分を翌月に繰り越せる料金体系など複雑なシステム要件をもつサービスも提供されています。料金計算システムではテーブルドリブン設計により、料金プランやサービスの料金設定をテーブル定義の変更により実現し、新規サービスに対するプログラム改修の度合いも極小化しています。
準リアルタイムの料金計算
準リアルタイムに通話/通信単位の料金計算を行う為、通話/通信完了からタイムラグがほとんどなく料金明細の照会、限度額通知が可能です。
24時間365日NonStopのサービス提供
電話サービスは24時間365日NonStopサービスです。料金計算システムは通話や通信自体のサービスは提供していませんが、システムがNonStopで稼動し続ける事により、照会や限度額通知サービスを24時間365日提供しつづける事が可能になりました。
大量トランザクションを処理
システムには数千万件を超える顧客数の1億件以上にものぼる大量の通話・通信データが料金計算システムに入ってきます。それらを遅延する事なく処理する必要があります。
拡張性
顧客数増化や新規サービスの追加等の要因によるトラフィック量の増加に対応する拡張性を持っています。トラフィック増加時にはプログラム改修を伴わずに、H/W増設と設定変更によるシステム拡張を行えるように設計されています。
テレコミュニケーション業務への精通
料金計算システムの構築にはテレコミュニケーション業務の理解が不可欠です。サービスや複雑な料金体系の理解のみならず、サービスオーダや交換システムの知識も要求される場合も多々あります。当社は料金計算システムだけでなく、サービスオーダ管理やVoIP関連のシステムといった同業界の数々のシステムを手がけており、業務に精通した吸収力の高いエンジニアが多数在籍しています。
テレコム関連業務
- 料金計算システム(モバイル)
- 料金計算システム(VoIP)
- 事業者間精算システム(VoIP)
- メールマガジン配信システム